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中用量のピル、アフターピルは飲み忘れると妊娠する?

微笑む女性

コンドームが破れた、安全日だと思っていたけど危険な日だったかもしれない、などといった場合に望まない妊娠を避けるために、アフターピルと呼ばれる中用量ピルを使った緊急避妊法があります。
この緊急避妊法には、2つの方法があります。

ノルレボをすぐに2錠飲む方法と、プラノバールをすぐに2錠飲んでその12時間後にさらに2錠飲む方法の2つです。
前者の場合は1回の服用で済むので飲み忘れることは少ないでしょう。
しかし、後者の場合は、1回目の服用は飲み忘れることがなくても、2回目の12時間後の服用を飲み忘れるということが多いです。

アフターピルの服用は早ければ早いほど、効果も高くなります。
通常は72時間以内に服用することが望ましいとされています。
避妊効果は75~80%というデータがあります。

1回だけアフターピルを服用する方法も2回服用する方法も、どちらも性交後72時間以内に服用すればOKとなっています。
すぐに服用できなかったとしても、心配はありません。

土曜日の22時ごろに性行為を行ったのであれば、火曜日の22時までに服用すれば効果があると考えてよいでしょう。
「日曜日は医療機関は休診だけど、どうしよう」などと不安になるとは思いますが、月曜日まで待っても大丈夫だと考えて良いでしょう。

1回目は翌朝に飲めたけど、2回目の服用が12時間以上空いてしまった場合は、妊娠してしまうのでしょうか。
通常は、少しのズレであれば大丈夫でしょう。
12時間以上の間隔を空けて72時間以内に2回飲んで下さい、と考えるのが妥当です。

したがって、金曜日の22時頃性行為を行って、翌日の土曜日の午前中に婦人科を受診して11時ごろに1回目を服用したとしましょう。
12時間後の23時に2回目を飲むのを忘れてしまっても、大丈夫です。
翌朝起きた時に飲めば、まだ間に合います。
土曜日の夜の11時ごろになって思い出して飲んだのでも、性行為後24時間なので、まだ大丈夫でしょう。

プラノバールを使った方法での失敗率(妊娠した)は3%、ノルレボを使った場合の失敗率は1%と報告されています。
この数字からは、失敗することはあまりないと考えてよいでしょう。

なお、これらのアフターピルを飲んだ人の20人に1人くらいが、副作用で吐いてしまうようです。
服用後1~2時間以内に吐いてしまった場合は、もう一度飲み直す必要があります。

アフターピルは低用量のピルと違って卵胞ホルモンの含有量が多い中用量ピルなので、その分吐き気を催す人もいます。
通常、卵胞ホルモンの含有量が25μg以下を超低用量ピル、30~35μgを低用量ピル、それ以上を中用量ピルと呼んでいます。

アフターピルは処方されたらすぐに服用しよう

アフターピルの服用は、性行為後72時間以内に、となっていますが、前述したように早く飲めば早いほど、効果は高くなります。
処方されたら、すぐに飲むことが大切です。

また、土曜日の午後だからもう婦人科は開いていないと思いがちですが、レディースクリニックでピルを多く扱っている所は、土曜日や日曜日も診療していることが多いので、まずはホームページなどで確かめてみましょう。
72時間以内に飲むのが良いことは婦人科医なら知っているはずなので、大きな公立病院などは休診していても、クリニックでは連休中も3連休にはしないことが少なくありません。

多くのピル外来では、連休前が混みます。
連休中に彼と旅行の予定などがある時は、連休前に予め処方してもらっておくことが、望まない妊娠を避けるには大切です。

しかし、アフターピルはあくまでも緊急的な処置です。
「これを持ているから安心だわ」と、むやみやたらと使うものではありません。
このことを充分に心得た上で使用してください。

また、タバコを吸っている人はアフターピルを処方できないこともあります。
目安は1日15本以上吸う人となっています。
問診の際に、「いつもは20本くらい吸うけど、昨日は7本しか吸わなかったから5本と答えておこう」などと考えて、過少申告する人もいますが、これは危険な事です。
一番多い時は何本くらい吸うかも、きちんと答えてください。

本当は、アフターピルを使わなくてもすむように低用量ピルやコンドーム、基礎体温をつけて危険日は性行為を避けるなどの避妊を、日ごろからしっかりと行なっておくことが理想的だということも、しっかりと心得ておいてください。

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